生命保険の被保険者が支払う保険料に関する業務全般を「収納」と呼称する。支払の行為を指すため通常の業種では「支払」と呼ぶことが多いが、生命保険の場合は「収納」である。従来、生命保険契約の収納に使える支払手段は銀行口座引き落としのみであった。今でも収納業務に銀行口座引き落とししか選択できない保険は多い。(ネット取扱いがないものは、今でもほぼ全てクレジット払いを選択できないといって差し支えない)しかし生命保険インターネット販売の急拡大にともない、利便性の高い決済手段であるクレジットカード払いを選択できる保険も多くなってきた。日本では外資系の保険会社が売っているネット販売型の生命保険の他、各社の損害保険(特に自動車保険)でも選択できるものが多い。
なおアフラック(旧称:アメリカンファミリー生命保険会社)は日本で初めてガン保険を導入した生命保険会社であり、ガン保険を含む医療保険等のいわゆる第三分野保険では寡占企業となっている。(そもそも第三分野の保険は、従来外資系にしか許可を出していなかった)アメリカでは日本よりも10年以上早くクレジット社会化が完了しており、書類を仲介せずネットを通じて簡単に加入できる保険の取り扱いのために、クレジット払いという先進的な方法を積極的に採用したという経緯がある。日本で初めてクレジット決済型のネット保険販売を行ったアクサダイレクトのWebサイトでも、そのような経緯を確認できる。
0 件のコメント:
コメントを投稿